探偵事務所の浮気調査における調査体制と費用

こっそり行う性質の物である以上、浮気調査の手法や実態に関してはあまりクローズアップされて取り上げられる事は少ないですが、浮気調査を依頼された時の探偵事務所の調査体制というものは、真っ当な探偵事務所であればたいてい基本的には一緒で、2~3人体制で行うものです。
通常の浮気調査の目的としては、浮気調査の期間を予め設定し、その期間内に対象者が浮気をしている決定的な証拠をおさえる事ですよね。
ただ単純に対象者を尾行し、対象者が不倫相手とラブホテルに入る瞬間や出てくる瞬間を写真でおさえるだけであれば話は簡単で、そう考えると素人でも浮気調査くらい簡単にできるかもしれませんが、そう一筋縄ではいかないからこそプロの探偵が必要になるのです。
例えば、監視対象者がいついかなる移動手段を使うかは経験を積んだ熟練探偵にも完全には予測できないものです。
探偵が対象者の尾行を徒歩で続けていたものの、突然対象者がタクシーに乗って移動を開始したり、不倫相手の車が突如現れて対象者を乗せていく事も十分考えられますよね?
また、例えば出入口が複数個所あるビルやホテルに対象者が入ってしまった場合に、探偵が1人だとどうしても監視できる出入口には限りがあるので、対象者を見失ってしまう危険性も多分にあります。
だからこそ、そういったあらゆるケースにいつでも即時対応できるように、通常は探偵側も2~3人の複数体制で浮気調査に当たるわけだし、いかなる移動手段でも尾行できるようにバイク、車、そして車の中には自転車を用意しておくのが一般的です。
むしろ、こういった様々なケースを予め想定せずに、単独での浮気調査に当たるような探偵事務所は、ろくに調査もしないで調査料金だけをぼったくる「悪徳探偵」である可能性さえ考えられるので要注意です。
それゆえに通常は探偵事務所に浮気調査や不倫調査、素行調査を依頼した場合は、最低でも数万円はかかる事は避けられません。
探偵1人当たりの1時間あたりでかかる調査料金もそうですが、浮気調査や不倫調査の見積もり費用には、車や電車などでの移動経費や、対象者が旅館に泊まりになった場合などには、そこへの張り込みでの宿泊料も調査料金に上乗せで含まれてくるのです。
だから、最低でも1時間1~2万円はどうしても浮気調査費用としてかかってきます。
プロに業務を依頼するのだからそれくらいの出費は致し方ない所ですし、それで旦那の浮気の証拠がつかめ、のちの大きな慰謝料請求につながるのですから、それを考えれば浮気調査費用は当然の出費と言えるのかもしれませんね。
浮気調査費用の計算は?
ちなみに浮気調査にかかる費用は、一般的には探偵が何人現場に駆り出されたかという事と、何日出動したかという計算ではじき出されます。
探偵の時間単価×稼働日数ですね。
この計算方式が大前提なのですが、
- 時間料金制
- 成功報酬制
- パック料金制
など、探偵事務所によって浮気調査費用の見積もり方法(支払い方法)は異なってきますが、あくまでも浮気調査費用の目安としては、このように算出されるものだと考えておいて大丈夫です。
つまり、依頼する浮気調査の日数がどれくらいに及ぶのかという事も浮気調査の費用に大きく関わってくるので、浮気調査の費用を少しでも少なくする方法をここで紹介しましょう。
浮気調査にかかる費用を安く抑える方法
ただ単純に探偵事務所に連絡を取り、言われるがままに浮気調査を依頼してしまうと浮気調査の費用は高くついてしまいます。
そこで、浮気調査の費用を少しでも下げるための方法を紹介します。
例えばあなたが女性で、もう結婚してから5年が経ち、夫婦の仲が悪くなった訳ではないけど子供ができてからすっかりセックスレスになっている中、旦那さんに怪しい点がいくつも出てきたので浮気の疑惑を持ち始め、旦那さんの素行調査を探偵事務所にお願いしようとしていると仮定します。
ここでまずあなたが行わなければならないのは探偵事務所への浮気調査依頼ではなく、“旦那の日常行動の把握”です。
あなたの旦那がいつ不倫行為に及んでいるのか?そのお決まりのパターンのようなものがないのかを、少し期間を取って自分自身でよーく観察してみるのです。
その結果、あなたの旦那が何故か最近水曜日の夜だけ帰りが遅くなったとか、普段気に留めなければ気が付かなかったような事がもしかしたら分かるかもしれません。
浮気をしているのであれば、相手があっての浮気なのだから、浮気相手の女性が会社勤めの女性であるならば、お休みの日など何かしらのパターンがある可能性が高いでしょう。
旦那の浮気のパターンが予想できたらもうしめたものです。
仮に旦那さんが浮気をしているのであれば、その水曜日に不倫相手の女性と密会している可能性が濃厚なので、水曜日に限って探偵さんに浮気調査をお願いすればいいのです。
旦那が浮気に走る事が予想できている水曜日に的を絞り、あとはその日にプロの探偵が旦那の尾行をして浮気の証拠を確実に掴む事ができれば、浮気調査はたった1日で終了する事になりますので、当然浮気調査の料金も格安で済みます。
もしも逆に、旦那の浮気相手が分かっているだとか、浮気をしていそうな曜日などが既に分かっているのであれば、その情報を全て探偵に伝えた方がいいでしょう。
事前情報が多いほど探偵だって浮気調査は簡単になるし、依頼する方としても調査費用が安くすむのだからお互い損はないですよね。
離活女性は浮気調査の段取りにぬかりがない
歌手の安室奈美恵やダルビッシュと離婚をした紗栄子など、名前を挙げればきりがありませんが、そういう有名で綺麗な女性が離婚後も華々しい第二の人生を謳歌しているという連日のニュースの影響も多くの女性に影響を与えている事は否定できないでしょう。
昨今の離活女性は離婚する旦那から慰謝料を貰い、第二の人生を気持ちよくスタートさせるためにも、探偵に浮気調査の費用を払う事はいとわないし、ましてや離婚に対するネガティブなイメージや大きな罪悪感も持ち合わせていません。
一例を挙げると、例え20万円の浮気調査費用を払う事になったとしても、旦那から浮気の慰謝料で300万円を受け取り、離婚後も養育費を払って貰える事になるのであれば、20万円を支払う価値はあるという事なのです。
好きでもない旦那と暮らす事を死ぬまで我慢して生活するよりも、さっさと今の夫婦関係を終わりにしてしまいたいのでしょうね。その目的のためであれば、探偵に数万円、数十万円の浮気調査費用を払う事なんてどうって事ないのです。
しかしそうは言っても、本来であれば浮気調査にわざわざお金を払って業者にお願いするなんてバカらしく感じてしまう事に変わりはないと思うので、なるべく安い費用で浮気調査を行うように段取りしているのが、ここ最近の賢い離活女性の特徴だというのが結論です。
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